皆さん、こんばんは。Dr.JINです。今日も朝は寒かったですが、それでも天気は良かったためか、午後になると結構暖かく感じられます。このまま、春の訪れとなるのでしょうか。
さて、昨晩、妻と一緒に、現在、地元の放送局で放映中の
『宮廷女官チャングムの誓い』を見ました。これは、後に、王様の主治医ともなる「大長今:テ・ヂャングム」と称された方の話で、現在は、医女見習い時代のチャングムの様子をやっているのですが、今回の
「第38話:丸薬の秘密」では、皇太后が、【脚気】になりました。他の医師や医女が薬を挙げられず、スラッカン(宮廷の調理を任されている役所)の出す料理も、全く口を通らず、だんだんと皇后が弱っていくのにオロオロするばかりの中、チャングムが、皇太后が
普段食べているものと【脚気】との関係を、師匠兼上司となる医務官に進言し、ある『丸薬』を作ることになったのでした。
その『丸薬』は、皇太后のお口にも合い、徐々に健康を回復されて、薬や針を使えるまでになったのでした。
実は、その
『丸薬』の正体は、本来は、皇太后が臭いが大嫌いで召し上がることもできない『ニンニク』だったのです。皇太后が
『ニンニク』が食べられないために、【脚気】になっている、と見抜いたチャングムの大手柄でした。しかも、過去にスラッカンの料理を担当する女官であったチャングムならではの、臭いを隠す裏技も大変に見事だったと思います。
今では、
『ニンニク』の中には、【脚気】を起こさないために不可欠なビタミンB1がある、ということは、今では、医者や少しでも栄養をかじったことのある方の間では常識なことだと思います。でも、このことは、医局長を始めとしたドラマにおける時代の医師では、なかなか気づけず、たまたま、料理の知識が豊富で、その
料理と健康との関連を肌で知っていたチャングムだったこそできた技だったと思います。
でも、このような状況って、実は、現在でも当てはまると、Dr.JINは考えます。 続きを読む
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